ここでは、『人生でやりたいことリスト』を作る時の考え方を説明していきます。
やりたいことリストは、みんな独自のルールで進めています。ここでお話するのは、
- 最初からオシャレに作ろうとしない
- 一気に完成させようと考えない
- 実現する可能性にこだわらない
- キャラクターやトーンを統一させなくて良い
- できない自分を責めない
- 「~しない」と否定形の項目を作らない
- 主語は自分。自分がどうしたいか・どうなりたいかで書く
- 「~する」と能動的に断定する形で書く
- これらは、一度にまとめて考えられなくてもOK!
最初からオシャレに作ろうとしない
他の人を参考に使用とSNSなどを見てみると、どれもカワイイですよね。手書きのフレームやイラストが描かれていたり、シールや付箋で飾られていたり、素敵な手帳やノートにまとめられていたり…。
でも、初めてリストを作る人には、いかにこれが高いハードルかと知らずに作り始める人が多いと感じます。恥ずかしながら、私もその一人でした(笑)。
特に、
ちょっと待ってください。
既存のテンプレートやアプリも注意が必要
同じように、
一見、フォーマットが決まっていると、簡単そうに見えます。でも、リストの更新を進めていく中で、あなたの優先したい部分との相性も変わる可能性が高いのです。
例えば、
- 旅行関係の項目が多くて画像重視にしたリストを作りたい
- キャリア重視で年齢や期限が決められたリストにしたい
など…
既存のフォーマットは作成者の優先順位に合わせて作られているので、そこの価値観がずれてくると、たちまち使えないフォーマットになってしまいます。
一気に完成させようと考えない
この
ずっとリストを更新して、目標を達成しての繰り返し。
慣れてくると毎月とか毎年と定期的に作り直す方が使いやすくなる場合もありますが、それでも完成とは違うのではないでしょうか。
リストの項目もいつか、やりたくなくなる可能性もあるし、ふと思いつきで追加する場合もあります。それで良いのです。普段の生活も、それくらいゆとりを持って暮らしていきたいものですね。
だから、やりたいことの項目が少なかったり納得できない状況だったりしても、開き直って進めてください。進めていくうちに解決するかもしれません。
実現する可能性にこだわらない
人によっては、「現実的ではない夢や理想をリストに加えない」というルールを持っている人もいますが、私は
例えば「鳥になりたい」とか、「どこでもドアを手に入れる」とか…(笑)。
そのままでは、無理ですよね。でもそれがリストに入るということは、その世界に何かしら憧れや期待する理由があるはずです。空が飛びたいのか、美しい鳴き声を手に入れたいのか、どこでもドアを手に入れたいくらいに移動が苦痛なのか。
そのままでは無理な願いでも、そこから具体的に求めているものが理解できれば、現実的な願いへ変換できるはずです。
本来なら変換までできれば良いのですが、時間がかかるようであれば、変換作業は後回し。忘れないようにリストに加えるだけで、先に進めてしまいましょう。
キャラクターやトーンを統一させなくて良い
リストの中で自分のキャラクターが複数いても、そのままにしておきましょう。
例えば私の場合
- 個人として
- 母として
- 妻として
- 娘として
…それぞれの立場で、願うものもあります。もしかすると、それが項目同士でリスト内に矛盾をうむかもしれません。
ただし、そこを無理に
できない自分を責めない
ここにたどり着く前に、色んな人のリストを見て自分と比べているかもしれませんし、すでに前に進めずに挫折しているかもしれません。
でも、できない自分を責める必要はありません。
『人生でやりたいことリスト』は、常に進行形です。
できない自分を責める時間やエネルギーがあるのなら、できている部分を褒めてあげて、前に進む行動へ気持ちを切り替えましょう。
「~しない」と否定形の項目を作らない
『人生でやりたいことリスト』の中に、
ちなみに、やりたいことリストの項目がどうしても増えない時に、「~しない、やりたくないリスト」をあえて先に作ることはあります。でもその場合はそこでは終わらせずに、「やりたくないから、どうしたいのか」という所まで落とし込むのです。
やりたくないという気持ちで終わらせているうちは、
- その後は誰かが助けてくれると甘えている
- 自分では打開できずにあきらめている
状態であり、自分で行動を起こせる状態にはなっていません。
ですから、理想だけでもそこから一歩踏み出してみましょう!そのための『人生でやりたいことリスト』です。
主語は自分。自分がどうしたいか・どうなりたいかで書く
「(自分が)~する」と、あくまでも
とにかく、主語に自分が入っていること。中には、一緒に叶えたい家族や友人がいるかもしれませんが、必ず自分も主語に入っていることが大切です。
「~する」と能動的に断定する形で書く
また「~したい」と願望の形で書くと、まだそこにはできていない自分しか想像できていません。それだと言葉のエネルギーが弱いのです。
書くことによって、より意識的に行動できるようになると言われています。それであれば、しっかりと言葉のエネルギーだけでも高めておきたいと思いませんか?
これらは、一度にまとめて考えられなくてもOK!
今回は、『人生でやりたいことリスト』を作る前に考えておきたいことをまとめました。
書き方がイマイチでも、とりあえずリストに載せるのが最優先です。書式やスタイルを考えるのは、後からでも書き換えられるので、深く考えずに始めても大丈夫です。